基本的な用語を解説いたします。
基本用語説明
相場
バイナリーオプションは相場を予想するものだと言われています。
ではこの頻繁に登場する言葉である「相場」というのは一体何なのでしょうか?
なんとなく雰囲気だけで曖昧に覚えてる人が多いと思うので、ぜひここでしっかりと確認してみてください。
バイナリーオプションのルールは、トランプの「ハイ&ロー」と一緒だと説明しました。1枚めくってあるトランプが「5」だったとします。
そして次にめくるトランプの数字が「5」よりも上か下かを当てるゲーム。
そして相場とは次にめくるトランプの数字だと思っていてください。
そしてこの相場というものは、外国のお金となると変動することになります。
例えば、天候不順が続くと野菜の収穫が少ないので値段が上がりますよね。
天気によって値段が左右されることから、毎年の価格が変動でしているのはわかります?
バイナリーオプションの相場も一緒で、これは毎年という単位ではなく毎秒変動しています。
1ドル100円でだったものが5秒後には99.045円に下がっているとします。
これを「下がる」と選択していれば、バイナリーオプションで言う「予想的中」となるわけです。
円高・円安
例えば
現在、1ドル=100円とします。
そこで相場が変動して
1ドル=90円になった場合は「円高」
1ドル=110円になった場合は「円安」
という表現になります。
90円で数字が小さくなってるのに円高って言うの??と最初は混乱するかもしれません。
これは数字の大小ではなく「円の価値が上がった」ことから円高と表現します。
例えば、1ドルのジュースを買う場合100円を支払っていたとします。
しかし相場が円高になったことによって、ジュースが90円で買えるようになったわけです。
少ない円でジュースが買える…これは円の価値が上がったという意味なのです。
トレード
トレードとは「取引」のことを意味します。
マーケット
マーケットは「市場」という意味です。FXのマーケットは「外為市場」と呼ばれます。
エントリー
トレードは売買の一巡(買建、売り決済。売建、買い決済)を指すことが多いようですが、
エントリーは「トレードの開始」を指し、マーケットに参入することを意味します。
売りエントリー、買いエントリー、というような言い方をします。
バイナリーオプションでは、hight=買い low=売り という具合になります。
テクニカル
テクニカル分析とファンダメンタル分析、というような言い方をします。
マーケットの分析に関するアプローチの違いで、
テクニカル分析は、取引対象の価格に全てが含まれていると考えます。
また、ファンダメンタルズ分析は、経済ニュースや統計指標によって値動きを予想する考え方です。
ロジック
「取引手法の考え方」を指します。
テクニカルトレードは、テクニカル分析に基づいてトレードします。
すなわち、トレード方法は、対象商品の価格の動きを観察して組み立てられます。
テクニカルトレードのロジックは、論理と数式で表されます。
Pips(ピップス)
FXでは、「Pips(ピップス)」という単位を使用します。
一言でいうと、「為替レートが動くときの最小単位」を意味します。
(Pips はもともと Pip の複数形で、直訳すると「サイコロの目や点」という意味です。)
ですので、本来ならば複数の数字を指す時に Pips となるところですが、
日本では、Pips と Pip の使い分けを省いて、単数でも1ピップスと呼ぶことがあります。
ピップスの例として、米ドル/円の為替レートで説明すると、
99.99 ⇒ 100.00 ⇒ 100.01、といったように、0.01ずつ動いていきます。
この刻みを「1ピップス」と言います。
「獲得利益20ピップス」という言葉があった場合、ドル円でいうなら「20銭」にあたります。
計算としては、「20銭×保有ロット数=利益」という考え方です。
例:20pips(20銭)×1万通貨(1万ドル)=2000円の利益
では、なぜFXでは「ピップス」という単位を使うのか?
これは、通貨によって最小単位あたりの金額の価値が変わるからです。
対円: 1pip =1銭
対ドル: 1pip =0.0001ドル
対ポンド:1pip =0.0001ポンド
私たちとしては、pipよりも1銭2銭といった解釈のほうがわかりやすいですが、
FXは世界中の通貨を扱うトレードです。
通貨は円だけではないので「Pips(ピップス)」という単位で統一されています。